二〇世紀ひみつ基地

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秋田駅前「産直市場」で夏の郷土料理



今年の春(2011)、秋田駅ビル「トピコ」一階にオープンした「秋田駅前産直市場・みんなのやさい畑」から、夏の郷土料理二点を紹介。



まずは、当ブログでは「赤ずし」と記述してきた、餅米の漬物「赤漬け」、別名「赤ずし」「盆ずし」「けいとまま」「赤まんま」「赤もの」など。

伝統どおりの素材と製法で、さっばりとした風味もなかなかだが、馬口労町の草市に出店していた家が造る、赤紫蘇の塩漬け、胡瓜の古漬のほかに、ミョウガ、菊花、葡萄を加えて発酵させた「赤ずし」の、絶妙な味わいにはとてもおよばない。もっとも、市販されている「赤ずし」のなかには、梅漬けの赤紫蘇のみで色と味をつけた速成品もあるので、それにくらべれば本格的。






「粉なます」の別名は「あさづけ」「こざき練り」。スーパーなどで見かける「あさづけ」は、手間を省くため上新粉(市販の米粉)を使うことが多く、舌触りがなめらかすぎてものたりないが、こちらはミキサーで砕いたうるち米を使っているようで、「あさづけ」本来の粒状感を残した、昔ながらのなつかしい食感であった。少し水分が多め(ゆるめ)に感じるが、酢と砂糖のバランスもほどよい。



生鮮食品のほかに、男鹿の手造り「エゴ」(博多でいう「おきゅうと」)、人気店の豆腐、菓子など各地の自家製加工品を、産地に出かけなくとも手頃な値段で購入できるのがうれしいが、人気商品は午前中に売り切れてしまうこともある。



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みんなのやさい畑 | いっしょに、エキマエ。Topico & ALS

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謎の路上記号・無作為のストリートアート


秋田駅前にて

手慣れたタッチで煉瓦風タイル舗装道路にスプレーされた、グラフィティ(ニューヨーク起源・都会的落書き)を思わせる謎の記号。

路上に描かれたこの種の記号は、工事に取りかかる前に、地下に埋設された配管などの情報を記したもので、上掲画像では埋設管の種類と直径を示している。


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土崎湊祭りの尽きせぬ魅力・ニコニコ動画より


2009年08月投稿

祭り好きを魅了してやまない「土崎湊祭り」の二日間を、テロップと臨場感ある映像で12分弱にまとめた、初心者にも分かりやすい動画。

各地方からの物資とともに、芸能・文化がもたらされた、古くからの湊町・土崎の風土にはぐくまれた、“柔と剛”“泥臭さと粋”が混然と綾なす、風流(ふりゅう)極まるその祭りは、秋田を代表する夏祭りといっても過言ではない。


※回線混雑時は動画の画質低下および途中から音声のみ表示となる場合あり。

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黄金の泡立つ花は盆の花


大泡立草・オオアワダチソウ

盆花は盂蘭盆に帰ってきた祖霊の「依り代」(よりしろ=憑依の対象)として、山野から採ってきて盆棚や墓に供える花のこと。

桔梗・女郎花(オミナエシ) ・山百合など、その種類は各地でさまざまで、この時期に咲く花ならばなんでもかまわないとする地方もある。

秋田で盆花としてなじみ深い大泡立草(オオアワダチソウ)は、秋に花をつける背高泡立草(セイタカアワダチソウ)と同じく北米からの帰化植物で、明治期に観賞用として伝来、やがて野生化したものという。

小さな花が泡立つように密集していることからつけられた和名がオオアワダチソウ。

同種の背高泡立草の分布が全国に広がったきっかけが、「大東亜戦争後に入ってきた進駐軍(米軍)の輸入物資に付着した種」だったとの説があるが、大泡立草も同じ経緯でまたたく間に生息範囲を広げた可能性もある。

北米生まれの大泡立草が時を経てすっかりと日本に定着、秋田で“祖霊が宿る盆花”として愛でられている理由のひとつに、古来から盆花として使われ、環境の変化で減少していった女郎花(オミナエシ)と、黄色い小花が密集する姿が似ていたことがあるのだろう。

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