二〇世紀ひみつ基地

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土崎「桝屋薬局」解体・錦絵に描かれた町家


2004.02 土崎港中央三丁目(旧加賀町)桝屋薬局


2004.02


南秋田郡土崎湊加賀町「調合所 升屋助吉」広告錦絵(明治中期)







繁栄の港町・土崎の面影を今に伝える商家・桝屋薬局が、明治初年の竣工から140余年を経た2012年5月、解体された。

過去記事「舛屋薬局・町家」へのコメントで解体を知った時は驚き、目を疑った。


2012.07 「桝屋薬局」新店舗

解体された旧店舗のスペースは駐車場となり、その奥に町家風の新店舗が完成。

文化財クラスの名物建築であった旧店舗の解体は実に残念なことだが、いまどき駐車場がなければ商売に支障をきたすことは目に見えており、古い土蔵建築での営業は色々と不便だったに違いないと、当事者の立場で思いめぐらせてみると、解体もやむを得ない。

今回の場合、秋田市通町の老舗菓子舗・高砂堂のように店舗を後方に引家するセットバック工事も可能であった。しかし、そのためには新店舗を建築する以上の大きな費用がかかる。高砂堂の場合は道路の拡張で得た保証金がそれを可能にした。



店頭の“看板のれん”に大きく染め抜かれた「一に三角に○」の家印は、本家筋にあたる那波三郎右衛門家(升屋)の家印「一に三角」に「○」が付加されたもの。そのワンポイントが「モーニング娘。」の「。」を連想させてなんだか面白い。

http://blog-imgs-18-origin.fc2.com/2/0/c/20century/20090705181824a76.gif

家印についての詳細は下記関連記事を参照のこと。

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