二〇世紀ひみつ基地

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川反珍景・飲食店ビルの金の馬 銀の馬


2012.08.04 リニューアル工事中

先日記事にした、川反五丁目の「やわらぎビル」改め「エルブランコビル」

和風ビルからスペインを基調テーマとしたビルへのリニューアル工事も進み、側面に系列ビルと同様に、例のスペイン女性を描いた絵画が掲げられ、完成が近づくにつれて、その珍妙さにさらなる拍車がかかり、なにやらすごいことになっている。


2012.08.04 リニューアル工事中

スペインの建築家アントニオ・ガウディの作品を連想させる装飾タイル。


2012.08.04

エントランス上部には相対する金の馬・銀の馬。

「金の馬 銀の馬」で検索してみると、1969年から1970年までフジテレビ系列で放送された、トーベ・ヤンソン原作のアニメ「ムーミン」の第35話に「金の馬 銀の馬」がある。この悲恋の物語がモデルかもしれない。
昔ある国に美しい靴磨きの少女がおりました。
その少女に王子様が恋をしました。
王子様は王様に、「お妃にしたい」とお願いしました。
王様は「身分が違う」とかんかんに怒りました。

それでも王子様は諦められませんでした。

戦争が起きて、王子様は船で戦いに出かけなければならなくなりました。
王様は、「戦争に勝って帰ってきたら、少女をお妃にしても良い」と約束をしてくれました。
喜んだ王子は、「かならず勝って帰ってくる」と少女に約束をして戦いに出かけました。

それから少女は、来る日も来る日も海岸に立って待っていました。
1年経っても二年経っても王子様は帰ってきませんでした。

それでも少女は待ち続けました。
そしてある日突然少女の姿が海岸から消えてしまったのでした。

それっきりその少女の姿を見たものはいませんでした。

戦争に行った王子様は舟と一緒に沈められてしまっていました。

つづきがあります

離れ離れで死んだ少女と王子様の想いが空の神様に届いて
二人は1年に一度、金の馬と銀の馬に姿を変えてあうことができたのでした。

満月の大きく見える島の海岸
神様が二人のために浜辺に焚き火を炊いて目印としました。

焚き火の番人は言いました。
「靴磨きの少女みたいに、優しい心の持ち主にしかその姿は見えない」
「君たちの心が優しければ、キット見えるはずだ」

そしてムーミンたちはその姿を見ることが出来たのでした。


2012.08.04

強烈な色彩・女神像・スペイン女性・金の馬 銀の馬・・・。謎のシンボルがちりばめられたバブリーな建造物。大町通りの系列ビルと同様に、いまどきこれだけオーナーの趣味嗜好で彩られたビルも珍しい。川反に新名所、いや、珍名所の誕生である。

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