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パッケージでたどる明星チャルメラ45周年

ビートルズが初来日した昭和41年(1966)、明星食品から「明星チャルメラ」(醤油味)が発売される。都内の評判店を食べ歩き、神田の「粋香苑」という店のラーメンをモデルに開発した即席麺であった。その生誕45年目を前にして、内容およびパッケージが大幅にリニューアルされた。



まず最初に目につくのが誕生以来おなじみのキャラクター「チャルメラおじさん」の変貌ぶり。鼻の赤らみが消え、無精髭がきれいに剃られ、草履をスニーカーに履き替えて、ずいぶんと若返った。もうこれは初老を思わせる「チャルメラおじさん」ではなく「チャルメラお兄さん」。先代とは別人の二代目である。

かたわらに居た黒猫の姿も消えた。手描き風のイラストは、 Illustrator で処理したと思われるのっぺりとした描線に変わり、味も素っ気もありゃしない。

基本である醤油味の内容はどうかというと、確かに味は洗練されて旨くなった。しかし、添付のスパイスの内容変更が大きいと思うが、チャルメラ特有の風味が薄らいでしまった。以前のマイナーチェンジでも同様な傾向があったが、ますますオリジナルの味から遠ざかった感じ。売上げの低迷を打開するためのリニューアルが、これではますますファンにそっぽをむかれてしまう。


先代パッケージ

まだ店頭でたまに見かける先代のおじさん。リニューアルされてから、このパッケージの探し求めるマニアが少なからず居たという。



初代パッケージ

味わい深き初代「チャルメラおじさん」。夜泣き蕎麦の屋台を曳くおじさんのズボンには継ぎが当てられ、ほっぺの赤色と無精髭も濃く、地面には影が落ちている。約二百点の候補から選定されたイラストの作者は、漫画家・イラストレーターで今は主に動物画家として活躍する木村しゅうじ。この初代パッケージで当時の味を再現した復刻版を出してほしいものだ。

1980年代




「チャルメラ」以前によく食べていた即席麺といえば「明星ラーメン」。

「日清チキンラーメン」に代表されるそれまでの即席麺は、味付けした麺を油で揚げる製法のため、味のバリエーションがワンパターンだったが、明星食品が粉末化したスープを小袋で添付する方式を開発し、昭和37年(1962)「明星ラーメン」を商品化、その後のインスタントラーメンの発展に寄与したエポックメーキングな商品であった。

「明星ラーメン」のパッケージに印刷されたニワトリがその後、明星食品のロゴマークとなる。

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明星食品



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| | 2010/10/29 12:22 | |















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