二〇世紀ひみつ基地

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茎紅(あか)く花より紅く断腸花


秋海棠・雄花

秋海棠(しゅうかいどう)
シュウカイドウ科・ベゴニア属・多年草
原産地・中国・マレー半島

漢語の原名「秋海棠」をそのままに、シュウカイドウと音読して和名とした。江戸時代、中国より園芸用として持ち込まれ、次第に野生化し定着する。

薄紅色のうつむいた花の形姿が、春に薄紅色でうつむいた花をつける、バラ科の落葉低木「海棠」に似ることから、秋の海棠の意でこの名がつけられた。


秋海棠・雌花

別名「断腸花」(だんちょうか)。「断腸」とは「腸(はらわた)がちぎれるほどの耐え難き悲しみ」。中国の伝説では「その昔、恋する思いを遂げることのできなかった女の涙が地にしみこみ、やがてこの花が生じた。艶めかしい美女の顔ような花を断腸花と名づけた」と云い、春の「海棠」とともに「優艶な美女」にたとえて賞美された。



その茎は花よりも赤い。『和漢三才図会』に、「茎の皮を取り去り砂糖に浸して食べる、すこぶる清香である。その花は艶麗で愛すべきものだ」とある。

路傍にうなだれて楚々と咲く「秋海棠」には、しっとりと降る秋雨がよく似合う。


| 散歩写真・路上観察 | 22:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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