百年目の自転車遠乗会そして百哩大競走

今日の秋田魁新報にこんな記事が載っていた、とのメールに添付されて、六月十一日の朝、この画像が送られてきた。
下肴町の大島商会が明治四十二年六月六日の日曜日に開催した、自転車遠乗会のことを「秋田の今昔を紹介するウェブサイト」で知り、この六月六日に、百年前と同じコースで遠乗り(サイクリング)を再現したという。
明治の世に遠乗会を企画した大島商会店主・大嶋勘六氏も彼の世から、その姿を目を細めて見守っていたのではなかろうか。

大島商店前に揃った自転車遠乗会会員たち
明治四十二年・書籍広告より
さて、大島商会はこの自転車遠乗会をさかのぼる、明治三十五年の秋、「自転車百哩大競走」なる、秋田市を早朝に出発し、海岸沿いを本荘まで南下、山越えの道を内陸に進み、浅舞、横手、六郷、大曲を経て秋田市に帰着する、100マイル自転車レースを開催。道路が整備された現代でも相当過酷な、各地から集まった猛者が参加した耐久レースだった。
この秋の同日、それと同じコース約200km を自転車で走り抜ける“復刻版百哩大競走”、いや、タイムを競うわけではないので、“復刻版百哩チャレンジ”を企画している方がいるので、いずれまた紹介するつもり。

旧大島商会店舗
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