二〇世紀ひみつ基地

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沈丁花の香りはダルマ祭りの記憶とともに


沈丁花(ジンチョウゲ)09.04
沈丁に寄れば離れてゆく香かな 下田美花
薄桃色の妖艶な花の姿よりも、どこからか漂ってくる、甘美な香りの印象のほうが強烈な沈丁花だが、そばに近寄っても、それほどの強い香りは感じられない。まさに「寄れば離れてゆく香り」である。

離れれば寄り添い、寄り添えば離れる、沈丁花の濃厚な芳香が春風にのって街角を舞う頃、秋田市の春一番の祭り、川反一丁目・星辻神社の「だるま祭り」が行われる。




夜となるだるま祭りの重い雲 乾一
ふり仰ぐだるま祭りの闇の色 岡本つねを
べたべたとだるま祭りの黒い雲 斉藤諒一
だるま祭雨呼ぶ風になぶらるる 下田康子朗
      『季語鑑賞あきた歳時記』より
雨がつきものの祭りだけに、「だるま祭り」を詠んだ句には、どんよりとした天候に関したものが多い。しかし、今年(平成二十一年度)の両日は、雨の降る気配もないままに祭りの幕を下ろした。

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