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ご当地ヒーロー「大町マン」の看板に偽りあり


 秋田市大町地区の活性化が使命のご当地ヒーロー「大町マン」が来年1月4日、同地区の活性化を目的とするイベント「大町未来計画 Oh!大町」でデビューする。

 「秋田市の中心部・大町地区を盛り上げることで、周辺地域を含めた活性化につなげたい」(担当の茂木さん)と、仙台市を拠点に活動するプロレス団体「みちのくプロレス」と提携して発案した。

 地名の「大」の字をモチーフにデザインしたマスク額部分には、カタカナで「オオマチ」も文字。「大町マン」が試合中にピンチになると、同地区のシンボル「鷹匠町の一本松」をイメージした松の木を頭に装着して戦意が復活するという設定。‥‥後略‥‥
さきがけonTheWeb より
大町商店街振興組合が企画した、どちらかというと「ゆるキャラ」に分類される、ゆるい(間が抜けた)ご当地ヒーローの誕生である。

大町三丁目の明治建築「赤れんが郷土館」の煉瓦をトランクスのモチーフにしたまでは良いが、頭に乗っけた「鷹の松」が問題だ。

「鷹の松」は鷹匠町のシンボルであり、大町に属するものではない。大きな違いは、大町が外町(とまち)=商人町なのに対して、藩政期に佐竹氏の御鷹師が住んだ鷹匠町は内町(うちまち)=武家町であること。


鷹の松・鷹匠町

今ではマンション街と変容し、町内意識の希薄となった旧鷹匠町(現・千秋矢留町)だが、この町をルーツとする自分としては黙ってはいられない。

場所が近いということだけで「鷹の松」を大町のシンボルとしてしまう「大町マン」には、大町商人としてのプライドが感じられず、看板に偽りのあるそのコンセプトは“戦う以前にすでに破綻している”といわざるをえない。



当日は大町vs.通町の綱引き対戦も開催される。

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地域活性化が使命「大町マン」デビューへ-みちのくプロレスと提携 - 秋田経済新聞

| 未分類 | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

一本松?

『大町のシンボルの松?』ってナニ???って悩みながら
と読み進めたら、川の向こうの鷹匠町の松じゃないですか!!!
大町のシンボルだったら、算盤とかお茶とか・・・でしょ!

| 潜水亭六法 | 2009/01/20 22:21 | URL | ≫ EDIT

まだ認知率の低いマイナーな存在ですから、そんなに目くじらを立てることもないと思いますが、「大町マン」は子供達に誤った秋田の歴史を教えかねない存在ではないでしょうか。あまりにもお粗末な企画であきれてしまいますね。

| kiki | 2009/06/07 20:24 | URL |















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