二〇世紀ひみつ基地

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あきぎんのアコちゃん

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現役時代から人気があり、銀行貯金箱マニアの間でも評価が高い、秋田銀行のマスコットキャラクター「アコちゃん」。その人気の要因は、素朴でかわいいキャラクターデザインの秀逸さとともに、バリエーションの豊富さにあると思われる。

稲穂を手にしたお馴染みの秋バージョンの他に、四季に応じた貯金箱が配布された。 ピンクのエプロンに蕗の葉を傘にした春バージョン。夏バージョンは、水色のハッピに「祭」のうちわを手にしたものと、浴衣姿で朝顔のうちわを手にしたもの。わら靴を履く冬バージョンは、スコップ、はこぞり、雪だるまの三種類。その他、銀行のカウンターに飾らていた、大型のアコちゃんは、社員の結婚・出産などに記念品として贈られたという。

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かつてのノベルティ勢揃い。定番だったマッチも、嫌煙指向が広まり、いまではすっかり姿を消してしまった。蕗やうちわは取り外しできるため、現在そのままの姿で残っているものは少なく貴重。

貯金箱にはこんな説明書が添えられていた。

わたしは、あきたおばこのアコちゃんです。 あなたの希望を育てるマスコットとして、いつもおそばにおいてください。 10円玉で1.000円、100円玉で10.000円入ります。

いっぱいになったら、お近くの〈あきぎん〉へおもちください。 1円から出し入れ自由な普通貯金通帳をおつくりします。

なみさまの秋田銀行

◎「あけ方」 頭を折曲げて胴からはずして下さい。組立ての場合は胴を温湯の中に入れてあたため頭に差し込んで下さい。

いちど首をはずすと、組立て直すのに難儀したものだ。ソフビが固くなる冬場は特に。1.000円など貯めたことがない、ましてや10.000円など夢の話。100円も貯まらないうちに駄菓子や駄玩具の資金になってしまう。

長期間、大量生産されたソフビ製ノベルティ貯金箱。その彩色は内職のおばちゃんたちによる手仕事のため、どれひとつ同じものはなく、また、時代による塗料の微妙な違いがみられるのも面白い。

ところで、「アコちゃんは谷内六郎のデザイン」との噂を耳にしたことがあるのだが、これは真実だろうか?

| 昭和ノスタルヂア・秋田 | 23:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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