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モリアオガエルの卵塊・千秋公園


07.07

七月初旬、千秋公園の内堀の、水辺の草に産みつけられていた、モリアオガエルの卵隗。

産卵直後は白い泡状だが、日にちが経つと表面が乾燥して、画像のようなクリーム色に変わり、産卵から約一週間で孵化する。

孵化には卵隗を溶かす雨の助けが必要だが、雨の降らない日が続くと、卵隗の乾燥が進行して、中のオタマジャクシは死んでしまう。木の枝や草についた白い卵隗は、目立つためカラスに食べられることも多い。

乾燥してクリーム色になった卵隗を、福島県の一部では「金襴の袋」と呼ぶのだという。

卵隗はオタマジャクシの孵化と共に水中に落下し、その最初の餌になる。

梅雨時、金照寺山の底無し沼の周辺の木々に、モリアオガエルの卵隗が、たくさんの白い花が咲いたかのように、産みつけられていた、子どもの頃の光景を思い出す。

昔はどこにでもみられたモリアオガエルも、生息地周辺の樹木など植物の伐採、水質汚染などの自然環境の変化により個体数が減少し、一部の生息地では天然記念物に指定されている。

モリアオガエルの生息は、千秋公園内堀の自然環境が保たれていることの証左といえようが、今回確認できた卵隗は、外周から目視できる範囲では、たった一個だけであった。

20070721221242.jpg
千秋公園内堀 07.07

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