二〇世紀ひみつ基地

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カフェー白百合・大正レトロ建築


2003.11

千秋公園入口から和洋女子高へ向かう小路にある「白百合食堂」(白い建物)。五年ほど前に看板を外し、その後も営業を続けていたが、最近はノレンが出ているのを見たことがない。

その左にあるレトロ建築が初期の店舗。白百合食堂はもともとはカフェーで、広小路の十七連隊の連中に人気のたまり場であり、花見時には昼夜を問わずの盛況だったという。着物に白エプロンの女給さんがお給仕していたのだろうか。

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角地にL字型に造られた、珍しい形状の建物は、大正四年の建築という。車庫でふさがれて、一階部分が外から見えないのが残念だが、人造石塗の壁面の装飾などに、大正期のカフェーの面影を残している。窓の横、入口の上の壁面には看板を取り外した痕跡がある。

東京銀座日吉町に、日本初のカフェー「カフェ・プランタン」が誕生したのが明治四十四年。カフェー白百合が大正四年の開業だとすれば、秋田では最も早い時期のカフェーであり、ハイカラな建物とともに、好事家たちの注目を集めたものと思われる。

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