2007.03.31 Sat
旧秋田貯蓄銀行本店・昭和レトロ建築
そこで、県の指導により、県内の十五の銀行の代表者が発起人となり、資本金百万円の貯蓄銀行を設立することとなり、大正十年十一月、「秋田貯蓄銀行」を秋田市本町五丁目に開業する。当初は支店を置かず、既存の県内十五銀行の本支店を代理店とした。頭取に秋田銀行と同じく辻兵吉が就任し、取締役には本間金之助(本金)も加わっている。
昭和九年十二月、耐震耐火構造の新本店竣工。

秋田貯蓄銀行本店
所在地・秋田市本町五丁目(現・大町五丁目)
様式・近世復興式
施行・清水組
本館・鉄筋コンクリート造、二階建、一部中二階、塔屋、地下室付
出入口及び腰廻・花崗石貼付
壁面・タイル張り、一部にテラコッタ装飾
窓・スチールサッシにシャッター
正面出入口・防火鉄扉

営業室

昭和十八年、普通銀行での貯蓄業務の兼営が認められたため、設立当初の意義を失い、同年九月三十日「秋田貯蓄銀行」解散、二十余年の歴史に幕を下ろし、資本と役員の系統を同じくする秋田銀行に合併することになった。
その後は秋田銀行本町支店として営業を続けた建物は、現在「秋田銀行秋田支店」の看板を掲げているが、昭和十六年十月、第四十八銀行、秋田銀行、湯沢銀行の三行が合併し、新たに株式会社秋田銀行が設立された時、発足にあたり旧秋田銀行本店(赤れんが郷土館)に誕生したのが「秋田銀行秋田支店」であった。
終戦後、旧秋田銀行本店が進駐軍により接収されたため、やむなく旧本町支店の建物に秋田支店を移して現在に至っている。

秋田銀行秋田支店
タイル張りにテラコッタ装飾があった壁面は、近年コンクリートでのっぺらぼうに塗装され、かつての重厚感と風合いを失ってしまった。建物右手には竣工当時からの小さな日本庭園が残されている。

塔屋
-----------
関連記事
戦争に行ったモノたち・旧秋田銀行本店
| 秋田市今昔 | 21:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑





⇒ 洋 (07/01)
⇒ ひで (06/22)
⇒ 2tom (06/07)
⇒ kiki (06/07)
⇒ 豚卍 (06/06)
⇒ (06/03)
⇒ Zizou (06/03)
⇒ たふらんけ。 (06/01)
⇒ 洋 (06/01)
⇒ Kikuchi (05/28)
⇒ たふらんけ。 (04/27)
⇒ あきてぃ (04/27)
⇒ 洋 (04/22)
⇒ みんこ (04/17)
⇒ たふらんけ。 (04/16)