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土崎湊祭り・曳山の風流

本年度の十九台の曳山(やま)で、撮影できたものから厳選して掲載。


南幕洗川
外題「智将義家 危難免る立馬郊」

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将軍野二区
外題「無頼弁慶 空切る大太刀」

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相染町
外題「二天一流 天下に轟く戦慄の刃」

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小鴨町
外題「新皇屈する 不確の一矢」

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新町
外題「天地鳴動 豪弓破邪の一矢」

今年の曳山でもっとも眼を惹いた大百足のつくりもの。

「俵藤太の百足退治」あらすじ
龍神に百足退治を懇願された俵藤太は、先祖より受け継いだ名剣と大弓に三本の大矢を携えて三上山に臨む。藤太は大百足に対し二本の矢を射るが全く通じない。百足が人間の唾に弱いことを思いだした藤太は、最後の三の矢に唾を吐きかけ、南無八幡大菩薩と祈念して射ると、矢は大百足の眉間を貫き退治することができた。

宵宮での大百足は、まだ退治されずに生きているのだが、次の日の御幸曳山も終盤にさしかかったころ、大百足の頭に矢を差して、物語を完結させるという、なかなか手の込んだ、こだわりのつくりものであったが、はたしてこれに気がついた人は何人いたのだろうか。

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まだ生きている大百足・二十日

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矢を射られた大百足・二十一日

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旭町二区・置き曳山
外題「捲土重来 若武者の智略」

今年は曳山を奉納しない旭町二区が作った高さ約12メートルの置き曳山。

土崎の町に電線が張りめぐらされる、明治三十四年以前の曳山は高さを競いあった。もっとも盛んだった時代には、四十台ほど、最長約26メートルもある曳山に、砂俵百俵を載せてバランスをとったうえ、二百人で曳き、それに子どもの「担ぎ山」も従い盛大豪華を極めたという。曳き子には北前船の船乗り、土崎の豪商と取引のあった船員なども加勢した。さすがに北前船で栄えた湊町ならではの、現在とは比べ物にならないほどの盛大な祭りであったようだ。

AKT秋田放送
7月29日(土)14:30より
ヒューマンドキュメント「土崎港曳山まつり」放映


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