二〇世紀ひみつ基地

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旧亀谷染物店・保戸野

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旭川に架かる保戸野新橋のすぐそばに建つ、かつては染物屋を営んでいた家。
奥行きが深く広大な敷地は、往年の繁栄を物語っている。
明治三十一年発行「秋田市商工人名」によれば、「保戸野愛宕町・呉服太物兼染物業・亀谷元吉」とある。

秋田では旭川の川反に沿って染屋が多かった。川反四丁目の割烹「かめ清」は明治十九年の創業だが、それ以前はここで染物屋を営んでいたし、川反二丁目には四軒の染物屋があったという。染め上げた反物や手拭地、芝居の幟幕などを旭川の流れに晒し、川岸に並んだ物干し場には、染物が風になびく風景は川反名物だった。旭川の水が市民の飲料水だったころのお話。

次第に川の流れを利用できなくなった染屋は、川反から離れ、また廃業するものもあったが、川反三丁目には「大山紋所(もんどころ)」と、「工藤大次郎染物店」が並んで残っている。「工藤大次郎染物店」は「洗い張り・染み抜き」のみで、今は染物はやっていないようだ。

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大山紋書縫紋所

着物の家紋を染めたり、刺繍する紋所(もんどころ)。
歴史を感じさせる彫刻看板である。

| 秋田市今昔 | 23:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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