二〇世紀ひみつ基地

●土地の記憶●歴史●民俗●路上観察●広告●音楽●二〇世紀ノスタルジア・・・秋田市を中心に

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ココアシガレットはオトナの香り

20050115201021.gif

駄菓子屋のロングセラー、露店の射的の景品としても定番、大阪オリオン株式会社の「ココアシガレット」。

昭和二十六年から発売、パッケージはタバコのピースをイメージしたデザイン、60年代のピーク時には年間1,800万個を出荷。ここ数年はレトロブームに支えられ、年間500万個の売りあげという。

当初は一箱5円というが、わたしらの時代は10円だった。
そのころの製品は、ココアを白いハッカでくるんだ両切タバコそっくりのもので、おもむろに胸ポケットから青箱を取りだし口にくわえ、タバコを吸う真似をしては、大人の反応を楽しんだりしたものだが、なにか問題があったのか、それとも製造工程の簡略化か、今ではご覧のような、つまらないカタチになってしまった。

20050115201032.jpg

ヒットの要因は「タバコそっくり」なカタチで、大人の真似をしたがる子供の心理を掴んだためなのに、これじゃあパッケージに偽りあり、魅力も半減だ。

平成三年ころ、パッケージのデザインをリトルボブドッグという犬のキャラクターに変更するも、苦情が殺到し、平成五年、元に戻している。オリオンでは子供向けに販売していたが、予想外に大人のファンが多いことを確認したという。

箱の裏に印刷されていた「本品は近代人の味覚に適った砂糖菓子とし……」(画像参照のこと)という文章は今はない。「紳士淑女お子様方……」という文面を見ると、初期は大人も販売対象だったことがわかる。かつて、森永キャラメルなども、大人もターゲットに「滋養豊富・煙草代用」のコピーで宣伝していたのだから意外ではない。

オリオン株式会社
http://www.orionstar.co.jp/indexp.htm
ココアシガレット以外のヒット商品は、昭和四十八年開発の梅ミンツ、昭和五十三年開発のミニコーラ。

| 昭和ノスタルヂア・秋田 | 22:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://20century.blog2.fc2.com/tb.php/18-48ef2d60

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT