二〇世紀ひみつ基地

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猫の目草の春明かり


「ネコノメソウ」ユキノシタ科・ネコノメソウ属

春先の野山を歩くと、黄緑色に萌えるネコノメソウの鮮やかさが眼を惹き、つい足を止めて見入ってししまう。

春に咲く花は直径2mmほどの小さなものだが、それを囲むように配置された緑色の葉が、中心に向かうほどに黄色を帯びて美しいグラデーションを描き、中心の花と同化して花の小ささを感じさせない。

20060411001126.jpg
日向とは別の明るさ猫の目草 高木珱子

雪解けの薄暗い湿地で、わずかな木漏れ日のもと、そこだけが淡い黄緑色の絨毯のように光り輝くネコノメソウの群生。その花のひとつひとつが空に向かって光の粒子を放出し、小さな声で春の喜びを斉唱しているかのようだ。

花のあとには実がつき、これが熟して開くと、その割れ目が、昼間の猫の細い瞳孔に似ることから、猫の目草と名付けられた。


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