二〇世紀ひみつ基地

●土地の記憶●歴史●民俗●路上観察●広告●音楽●二〇世紀ノスタルジア・・・秋田市を中心に

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

梵天は神の依代

一月十七日。
赤沼の三吉神社までの参道は祭りのために念入りに除雪され、さらにここ数日の暖気でアスファルトが露出。これでは冬らしくなく拍子抜けだ。

参拝客も例年より少なめ。酔っぱらいオヤジが、祭りの活気のなさを嘆き、警備の警官に「バガケ!オメェがだが居るがら祭りもつまらねぐなるなだ、コノ税金泥棒!」などと、大声で罵声を飛ばし八つ当たり。これには警官たちも苦笑い。


鳥居前で順番を待つ村梵天

梵天(ぼんでん)の原型は神の依代(よりしろ)である御幣(ごへい)または、神官がお祓いのさいに手にする大幣(おおぬさ)であったという。

それはもともと、山王さんの秋祭りに登場する「御差鉾(おさしぼ)」のような姿ではなかったろうか。


山王さんの御差鉾

御差鉾は神社から外町に向い、町々を祓い清めて練り歩くが、梵天では逆に、各町内、企業から神社へと参道を祓をい清めながら神社へ向かう。

御差鉾から千切った御幣(和紙)は、無病息災と火伏せに霊験あらたかなお守りとされるが、梵天に縫い付けられた、太平山をかたどった三角形のお守りは、三吉さんの強力な霊力が籠るとされ、これを目当てに参拝客が殺到し奪いあうほどの人気がある縁起物だ。

20060118215549.jpg
梵天に縫いつけられるお守り

20060118215522.jpg
古い形式の稲穂梵天

20060118215509.jpg
架設櫓に奉納

20060118215451.jpg
祭りのあと



関連記事
梵天奉納 平成十七年度
梵天売り・今昔
山王さんの秋祭り

| 祭り・民俗・歳時記 | 22:30 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

昨年の記事で、三吉節を見つけました。
節回しは今でも完璧に覚えているのですが、あんな歌詞だったとは知りませんでした。
子供梵天のために町内会の大人が勝手に作って歌っていたものとばかり思っていたので。

秋田弁は文字にすると奥が深い。

| shokubutugasuki | 2006/01/19 21:55 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://20century.blog2.fc2.com/tb.php/148-502e981a

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT