二〇世紀ひみつ基地

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「羊羹だんご」と「羊羹パン」

横手の名物に「花見だんご」がある。
その特徴は、平べったくつぶされただんごに、羊羹の餡がコーティングされていること。これは全国的にみても珍しいだんごではないだろうか。県内では横手だけではなく、県南地方に広くみられるものだ。

食べやすい形状と、羊羹のなめらかな舌触りが特有な食感を生み、甘さは控えめでさっぱりとしている。

春先から六月ころまでの期間限定商品だが、最近は生地に菊の花を練り込んだ「菊見だんご」を秋に販売しているようだ。

20051015145007.jpg
羊羹だんご

写真は、なつかし系の地菓子を作っている大曲の佐貫食品のもの。
こちらはほぼ一年中作っているようで、秋田市内のスーパーなどでパック販売されているし、市民市場の「たけや売店」では、だんご四個付きのものが一串づつバラ売りされている。

かつては、あんパンほどの大きさのパンの上に、羊羹がコーティングされた「羊羹パン」(これが正式名称かわからないが)があった。中に餡が入っていた気もするが定かではない。

20051015144954.jpg
記憶の中の「羊羹パン」

物心がつき始めたころからの数年、三時のおやつの少し前になると、近所にあったお菓子屋のおばさんが、藤蔓で編んだ大きなバスケットに菓子パンを入れて売りに来た。バスケットには、メロンパンやコロネなどにまざって「羊羹パン」が入っていた。あれは当時菓子パンで有名だった「スゞヤのパン」ではなかったろうか。後にはたけや製パンからも販売されていたはず。

「羊羹だんご」を口にするとき、パンのおばさんと、「羊羹パン」を食べていた当時の光景がなつかしく想いだされるのだ。

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二〇世紀ひみつ基地 復刻版「羊羹あんぱん」たけや製パン

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横手市観光協会の「花見だんご」紹介

| 食材・食文化 | 15:30 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

「スゞヤのパン」

 家ではパンといえば「スゞヤのパン」だったような記憶が…。大町5丁目あたりにあったのだったかな~。

| harropage | 2006/03/15 08:09 | URL | ≫ EDIT

スゞヤの本店は大町二丁目で、五丁目の横町通りの角には支店があったということです。
学校給食のコッペパンも一時はスゞヤでしたが、
パン製造をやめたあとは「ガトースゞヤ」という名のケーキ屋になりました。

| たふらんけ。 | 2006/03/15 20:44 | URL |

羊羹パンは今でも時々スーパーに並んでます。
いつも売り切れが殆どで購入できるのはたま~に。
無性に食べたくなります。たけやでしたね。

| 桜 | 2009/08/19 02:01 | URL |

桜さんとは、どこかでお逢いしたことがあるかも知れません。

たけやの羊羹あんぱん、しばらく見てないですね。
久しぶりに食べたくなりました。

| 川端たぬき | 2009/08/19 19:41 | URL |

そ、それは聞き捨てなりませんが
あえて詮索いたしません。
自然に発覚するまでは・・・。

毎日お邪魔していてあまりに共鳴する点が多く
もしや私もかつてひみつ基地の隊員だったかもと思っておりました。
身に覚えあり。

| 桜 | 2009/08/20 01:10 | URL |















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