二〇世紀ひみつ基地

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旅する石敢當・登町「登利谷理髪店」前

街角の文化財・魔除けの「石敢當」その十

秋田市楢山登町の一角、十軒町通りの突き当たりに位置した、登利谷(とりや)理髪店の前に、かつて、自然石をそのまま利用した、おもむきのある石敢當(いしがんとう)が存在した。


「登利谷理髪店」前 石敢當

旧町名・楢山入川橋通登町の登利谷理髪店が取り壊され、迎信寺前へ抜ける新道路(勝平地区と中央地域とをつなぐ幹線道路・新屋十軒町線の一部)が開通したのは昭和50年代のことだったか。

丁字路が十字路となって、石敢當が消えたのは、以前に書いた「南通り十字路の石敢當」と同じだが、その後のいきさつが異なる。


昭和24年発行 秋田市街図より

青マーキングが登利谷理髪店。赤マーキング部分は新設および拡幅された現在の道路。

水色ラインは旭川に通じる排水路。今は無いこの水路は入川(いりかわ)の名残で、登利谷理髪店前丁字路(現・十字路)の北側に、「楢山入川橋通登町」という町名の起源となった「入川橋」が架かっていたのだが、その話はいずれまた。


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登利谷理髪店前「石敢當」跡


2012.11 十軒町通りより旧丁字路を望む

登町を立ち退いた登利谷理髪店は旭南二丁目へ移転。その後、千葉県柏市に転出。かつて登町の丁字路に存在した石敢當は同家の前に今も健在という。

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