二〇世紀ひみつ基地

●土地の記憶●歴史●民俗●路上観察●広告●音楽●二〇世紀ノスタルジア・・・秋田市を中心に

2012年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

街で見かけた斜に構えて軽薄なヤツ


2012.10 コイト電工製フラット型灯器 大町四・五丁目

秋田でもチラホラと見かけるようになった、超薄型車両用LED灯器。

日よけ・雪よけを目的としたヒサシを取りさった代わりに、前方に約20度傾けることで太陽光の反射をふせぎ、着雪を防止する最新型灯器。それに加えて、積雪面積の少ない縦型の雪国仕様。

その効果のほどは、百聞は一見に如かず。


信号機着雪試験(着雪時)庄内

従来の灯器にくらべ、フラット型灯器の着雪量はわずか。しかし、雪国仕様の縦型よりも、横型の方が着雪量が少ないのが意外。

| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

川反珍景・エルブランコビル探検・美階段


2012.10

川反五丁目の「やわらぎビル」改め「エルブランコビル」の改装工事がようやく終わり、先ごろオープンを迎えた。2012年10月19日現在の入居はまだ3店。

関連記事
二〇世紀ひみつ基地 川反珍景・飲食店ビルの金の馬 銀の馬
二〇世紀ひみつ基地 川反のポストモダン建築「やわらぎビル」&「ソワレドビル2」



頭上に「金の馬・銀の馬」が守るエントランス。



一階部分のテーマはアール・ヌーヴォー。

廊下にはミュシャのポスター作品が並び、照明もヌーヴォー調。



その他、ムービー・スターの写真が飾られた階、中国の現代画家ティン・シャオ・クァンの作品がある階など、それぞれのテーマに沿った照明を装置して趣向を凝らしている。




ルイ・イカール作「スイート・ミステリー」






ティン・シャオ・クァン作





見下ろすと、モダン・パターンが現れる「非曲線螺旋階段」に目がくらむ。



見上げれば、間接照明による立方体の陰影が美しい「非曲線螺旋階段」。階段マニアは必見。





_________

関連記事

二〇世紀ひみつ基地 川反珍景・飲食店ビルの金の馬 銀の馬
二〇世紀ひみつ基地 川反のポストモダン建築「やわらぎビル」&「ソワレドビル2」

| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

新秋田県立美術館「秋雨の水庭」エリアなかいち


2012.10







エリアなかいち内「新秋田県立美術館」の水庭に、庇(ひさし)から落ちた雨だれが水紋を描く。

雨の日は水紋が現れるように計算した設計なのだろう。

秋の空のこと、間もなく雨が止み、青空が顔をのぞかせたが、雨だれはしばらく落ち続けた。

その水紋に日本庭園の枯山水の波紋を連想した。設計者・安藤忠雄はそれを意識したのかもしれない。


龍吟庵 東庭(赤砂の枯山水)枯山水 - Wikipediaより借用

京都市東山、龍吟庵(りょうぎんあん)東庭。作庭・重森三玲(しげもりみれい)。

水を使わずに山水(自然)を表現する枯山水。水を張った水面に山水(自然)を映す水庭。

時間が停止した枯山水は静寂の絵画。自然を反映して刻々と変化する水庭は動的な映像。

「静」のなかに「動」を観ずる枯山水。「動」のなかに「静」を観ずる水庭。

静中に動あり、動中に静あり。

表現方法は対極にありながらも、二つの「庭」に共通の精神を感じた。


エリアなかいち



_________

関連記事

二〇世紀ひみつ基地 三角形と水庭のある美術館・新秋田県立美術館
二〇世紀ひみつ基地 鏡面の秋空「エリアなかいち」新県立美術館

「エリアなかいち」二〇世紀ひみつ基地内検索

| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

御隅櫓3次元計測・千秋公園本丸


2012.10

先日、千秋公園本丸にて、地上型3Dレーザースキャナーによる御隅櫓周辺の3次元計測が行われていた。

機材はオーストリア RIEGL(リーグル)社製。本体の上に設置したデジカメで対象物の色データを取得する。

対象物に触れずに計測ができる3次元レーザー計測は、地形測量、自然災害調査、設計図のない建築物の計測、遺跡・文化財調査、3Dコンテンツ、デジタルアーカイブ制作など、幅広い分野でに利用されている。その原理・用途など詳細は下記関連リンク先に。

今回の測量は、秋田市で11月に開催される、日本写真測量学会・平成24年度秋季学術講演会でのデモンストレーション用とのこと。

以下は3次元計測データをモデリングしたシミュレーション・ムービー。建物内を測量すれば全体構造のシミュレーションが可能。地上からの測量でありながらバードビューもできる。


Allerton Church - 3D Laser Scan


3Dスキャナー計測事例[高田城]

_________

関連リンク

富士設計株式会社|3次元レーザースキャナー測量
3Dレーザースキャナー計測│株式会社ジャパックス
3Dレーザースキャナー測量 | 株式会社ケイ・データエンジニア
リーグルジャパン株式会社

一般社団法人 日本写真測量学会

| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

広小路アーケード「赤色ポール」景観破壊事件から6年


2012.09 秋田市広小路・東北電力前

2006年に赤く塗られ、市民の顰蹙を買った広小路アーケードのポールが、エリアなかいちのマスコット・キャラクター与次郎狐のフラッグが掲げられたことで、ますます稲荷神社の赤い鳥居めいている。

関連記事
二〇世紀ひみつ基地 広小路に魔除けの結界?

20050307183115.jpg
1966(昭和41年)秋田市広小路・東北電力前

60年代の同地点。秋田市広小路の東北電力前は、秋田県初の電機融雪道路であった。

関連記事
二〇世紀ひみつ基地 東電前融雪道路・広小路

キャッスルホテル前のポールは、ホテルの改築のとき外装に合わせてベージュ色で再塗装。80年代に商店街組合が設置したアーケードは老朽化が進み、経済的にも維持困難となったため、近年中の撤去が決定している。


2012.09 キャッスルホテル前

_________

関連記事

二〇世紀ひみつ基地 広小路に魔除けの結界?
二〇世紀ひみつ基地 東電前融雪道路・広小路
二〇世紀ひみつ基地 与次郎を足蹴にする罰当たり・エリアなかいち

| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

鏡面の秋空「エリアなかいち」新秋田県立美術館

秋田市中通一丁目「エリアなかいち」


2012.10


2012.10 新秋田県立美術館・水庭


2012.10 新秋田県立美術館・水庭


2012.10

_________

関連記事

「エリアなかいち」二〇世紀ひみつ基地内検索
二〇世紀ひみつ基地 三角形と水庭のある美術館・新秋田県立美術館

| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

与次郎を足蹴にする罰当たり・エリアなかいち



秋田市中通一丁目地区(日赤・婦人会館跡地)市街地再開発事業「エリアなかいち」のオープンにあたり、マスコッ卜キャラクタ一に就任した、飛脚の白狐 「与次郎」。

「与次郎」の担いでいる御状箱の「柄」、つまり、棒の部分が途中で分断された「仲小路」、そして「御状箱」が「エリアなかいち」を表していると解釈すれば、このキャラには「エリアなかいち」が、血税を投入した公共事業でつくられた文字通りの「箱物・ハコモノ」であることの皮肉が込められているようにも見えておもしろい。


2012.07 秋田市にぎわい交流館AU(あう)

ATOKで「あきたしにぎわいこうりゅうかん」で変換したら「秋田 死に際 以降 流感」と、不吉な文字列が出現し、唖然としたことはさておき、上の画像は「エリアなかいち」内「にぎわい交流館AU」の玄関に敷かれた除塵用ドアマット。通行人が玄関を通るたびに「与次郎」を足蹴(あしげ)にする、全く以て罰当たりな仕様となっている。
あしげ【足蹴】
(1)足で蹴ること。
(2)転じて、他人にひどい仕打ちをすること。「人を−にする」
明鏡国語辞典 第二版 (C) Taishukan, 2011
「与次郎」は久保田藩の飛脚として活躍した忠義の狐。山形の六田村で殺されたあと、佐竹公が城内に祠を建て「与次郎」を手厚くお祀(まつ)りしたのが、市内に二カ所存在する「与次郎稲荷神社」の始まり。

一般の稲荷神社での狐は「食物を司る神と人を結ぶ使役」だが、「与次郎稲荷神社」の場合、狐そのものが神として祀(まつ)られている珍しいケース。そのような神格をそなえた「与次郎」をモデルにしたキャラを足蹴にするとは、なんとも非道すぎる。

担当者たちは「与次郎」を集客のためのツールとしてしか見ていないのだろう。そこには神仏に対する畏敬など微塵も感じられない。

実は、モノガタリの中での「与次郎」は、山形で殺されたあと、村人に狐憑きの祟りをなして恐れられ、その怨念を鎮めるために神として祀(まつら)られた、恐ろしい一面をもつ存在。そんな「与次郎稲荷伝説」に関する詳細は以下リンク先に。

二〇世紀ひみつ基地 ホントは怖い与次郎稲荷伝説・エリアなかいち

ドアマットに話をもどすが、新聞のように文字があるものを「踏むな」、寝ている人や横になっている人を「またぐな」と、親にしつけられて育った世代にとっては、文字やキャラクターを足蹴にすることに抵抗があるに違いなく、また、そのような礼儀作法が守られていた時代ならば、この手のドアマットが普及するはずもなかった。

足蹴にするキャラで思いだすのがコレ。


秋田駅構内 2004.07

秋田駅改札口に出現したグランシャルシート(路面広告)。

秋田駅東口の拠点センター「アルヴェ」に完成した、映画評論家・水野晴郎(1931〜2008)がプロデュースするシネマコンプレックスの広告。水野晴郎のキャラがフィルムのコマに描かれていた。

水野の個人事務所が主体となり、秋田市有楽町で映画館「パンテオン」を経営する第一商事が参画、「パンテオンシネマズ秋田」として華々しくオープンしたものの、約一年後に負債を抱えて閉館。運営に加わった第一商事も資金繰りが悪化して2011年に倒産することになる。

_________

2012.10.27 追記


2012.10 秋田市にぎわい交流館AU(あう)

最近、ドアマットが新調されたのだが、ご覧のとおり、新デザインのマットは与次郎が中央に配置されたため、直接踏まれる確率が高くなり、まるで「踏み絵」状態。これは非道い。

_________

関連記事

二〇世紀ひみつ基地 ホントは怖い与次郎稲荷伝説・エリアなかいち

「エリアなかいち」二〇世紀ひみつ基地内検索

二〇世紀ひみつ基地 秋田の元祖ゆるキャラ「ナミー&ハギー」
二〇世紀ひみつ基地 スギッチという「ゆるキャラ」を考察する



| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

秋田駅前廃墟・ホテルハワイ駅前店・2012秋

秋田駅前廃墟2011・ホテルハワイ駅前店」から一年後。荒廃進むエントランス付近の現状。


2012.09


2012.09


2012.09


2012.09


2012.09


2012.09

廃墟と化した「ホテルハワイ駅前店」前の東側空き地、先日まで駐車場として利用されていた「文具のイトウ」跡地で、飲食店ビルの建設工事が始まる。


大きな地図で見る
ホテルハワイ駅前店前「文具のイトウ」跡

_________

関連記事

二〇世紀ひみつ基地 秋田駅前廃墟2011・ホテルハワイ駅前店
二〇世紀ひみつ基地 ホテルハワイの廃業とホテル街となった広小路
二〇世紀ひみつ基地 「ホテルはくと」は「秋田のハワイ」だった
二〇世紀ひみつ基地 広小路から消えたお堀とホテルハワイ

二〇世紀ひみつ基地 協働社の残像があるコンビニ跡

二〇世紀ひみつ基地 2012春夏・落書きコレクション in 秋田・犯罪証明

| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

秋香る千秋公園・2012初秋


2012年9月末 秋田市千秋公園
















| 散歩写真・路上観察 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |