二〇世紀ひみつ基地

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2012年4月・爆弾低気圧の爪痕

日本海で急激に発達した爆弾低気圧の影響により、秋田県内は2012年4月3日深夜から4日朝にかけて暴風に見舞われ、秋田地方気象台観測史上最大となる瞬間風速40.8メートルを記録、各地に深い爪痕を残す。


2012.04.04 川反五丁目 第2ソワレドNKビル前


2012.04.04 川反五丁目 第2ソワレドNKビル前


2006.10 川反五丁目 第2ソワレドNKビル前


2012.04.04 大町三丁目


2012.04.04 大町二丁目 フレンドビルタケヤ前(吊看板)


2012.04.04 寺町 浄願寺の煉瓦塀(刑務所煉瓦)

強風で倒れた裏側の小屋の屋根が煉瓦塀上部に激突。

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2012.04.05 千秋公園 長坂(二の丸)赤松 根返木


2012.04.07 千秋公園 長坂(二の丸)赤松 根返木

根こそぎ倒れた赤松が石段を破壊。


2012.04.07 千秋公園 長坂(二の丸)赤松

倒れた赤松は処分のため輪切りに。



根こそぎ倒れて、輪切りにされた赤松は、大東亜戦争末期に航空機の燃料を精製するために、表皮を剥ぎ、V字形の傷を入れて松脂を採取した、残存する松脂採取痕のある赤松のなかでも最も傷跡の目立つ物件だった。

たとえ再植樹は困難であっても、採取痕の部分だけはどこかで保存し、後世に伝えるべき昭和の戦争遺産だったにも関わらず、無神経にも分断されてしまったのが情けない。


2004.09 千秋公園 長坂(二の丸)在りし日の赤松

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2012.04.05 千秋公園 二の丸 赤松 幹折木


2012.04.05 千秋公園 二の丸 赤松 幹折木


2012.04.05 千秋公園 二の丸 赤松 幹折木

こちらも松脂採取痕あり。傷跡の部分がウィーク・ポイントとなったのか、ちょうどその部分から折れている。


2012.04.05 千秋公園 二の丸 ヒマラヤスギ 根返木


2012.04.05 千秋公園 二の丸 ヒマラヤスギ 根返木

二の丸でひときわ高く聳えていた二本のヒマラヤスギ。

ヒマラヤスギは明治初期に日本に輸入されたヒマラヤ地方原産の外来種。生長旺盛で大きく育つが、根張りが浅く大風に弱い。

この地に植えられたのは二の丸が緑化・整備された昭和30年頃か。


2012.04.07 千秋公園 二の丸 ヒマラヤスギ 根株

現在は二本とも埋め戻されている。萌芽力の強いヒマラヤスギのこと、やがて根株からひこばえが萌えいずるのだろうが、城址公園にはヒマラヤスギは似合わない。この際、根株を完全に撤去したほうが良かったとも思う。


2005.10 千秋公園 二の丸 在りし日のヒマラヤスギ


2012.04.07 千秋公園 二の丸 市立児童動物園跡地 根返木

ここでもヒマラヤスギ二本が被害に。

動物園が大森山に移転した1973年以降に植樹されたもの。二の丸のヒマラヤスギも同時代の植樹かもしれない。


2012.04.05 千秋公園 本丸 根返木


2012.04.05 千秋公園 本丸 根返木


2012.04.05 千秋公園 霊泉の大ケヤキ

公園内の被害樹のなかでは最も高齢と思われる、樹齢数百年の大ケヤキ。その幹は撮影時にはすでに撤去され残骸だけが散らばっていた。


2012.04.05 千秋公園 霊泉の大ケヤキ

左手に伝説の船形手水鉢(ちょうずばち)。


2005.10 千秋公園 伝説の手水鉢

手水鉢の後ろ右手に在りし日の大ケヤキ。

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