第一回「川反秋の夜祭り」
2008年10月3日・4日
於・川反三丁目、四丁目、旭川
主催・秋田川反げんき合同会社、川反外町振興会
イベント・竿燈、土崎湊ばやし、西馬音内盆踊り、旭川カヌー体験、ヤートセ秋田まつり、ファイヤーダンスなど
川反通りを夕方から歩行者天国にして先週の金曜と土曜に開催された「川反秋の夜祭り」の断片。

那波家の水汲み場
那波家の水汲み場から川反のネオンが映える旭川を下る夜のカヌークルージング。

三丁目橋

三丁目橋


竿燈は地元町内の川反五丁目から二本、21フロンティア秋田が一本の出竿。川五(川反五丁目)には下米町一丁目の差し手も参加していた。安定した川五に比べ、新興団体である21フロンティア秋田は竿を倒しロウソクを消す場面が多く技量の差が歴然。

土崎湊ばやし





川反に響く湊ばやしが胸に染みる。湊おなご衆の秋田音頭などの他に、湊ばやしとファイヤーダンスのコラボレーションも。


最近あちこちのイベントに出没している、ポリネシア系のファイヤー・スティックの他に、ニュージーランドのマオリ族が起源のファイアー・ポイ(鎖の先に火玉を付ける)などを操るファイヤーダンスチーム。秋田工業高校前「
あきこうまえ茶屋」を引き継いだバックパッカー青年もメンバーに加わっている。
日本で最近人気に火がつき始めたファイヤーパフォーマンスは、レイブ( RAVE・野外音楽パーティー)カルチャーとともに流入したもの。サイケデリック・トランス系のレイブ・パーティで演じられることが多く、ネオ・ヒッピー的というか、一種独特なムードのパフォーマンスは好き嫌いが分かれるところだが、アフリカの打楽器・ジャンベなどのプリミティブなリズムに乗せて炎と一体になって舞う姿は、人間の根源の部分に響き、魂を熱く振るわせる。
以下3枚は9月に大町で開催された「第1回ダンスミュージックリミックス」より。クライマックスのファイヤーダンスの時間になると、会場は妖しげなムード漂う小規模レイブ・パーティの様相を呈した。



第1回ダンスミュージックリミックス
2008年09月14日
サンパティオ大町にて
海外でのレイブ・パーティーはドラッグの蔓延場所。日本においても、今年の8月に群馬県みなかみ町で開かれた400人規模のレイブ・パーティーで、参加した女性が薬物中毒により死亡、大麻・MDMA の所持・服用の現行犯などで8人が逮捕。10月に入って岐阜県のキャンプ場でのレイブでも、同様に3人が逮捕されている。
このような例は稀なことで、ほとんどが「葉っぱ」に頼らないナチュラル・ハイを目指していると信じたいが、トランス(恍惚)を求めるレイブ・パーティーにはこんな危うさもつきまとう。そんな雰囲気もまたレイブ好きにとっては魅力なのだろうが。
閑話休題
警察がうるさいため以前のようにしつこくはないが、黒服の客引きがまたぞろ目立ち、少ない客をめぐる静かな争奪戦を繰り広げている、人通りの減った最近の川反通り。
毎日がお祭りのようなにぎやかさであった、かつての川反を知るものにとっては、不況の濃い闇に明かりを灯そうとする、ときならぬ夜祭りのひとときは、嬉しくも哀しい。
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