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二〇世紀ひみつ基地

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昭和風味のロングセラー「アベックトースト」



マーガリンとジャムとを男女に見立て、すでに死語となった「アベック」という言葉を冠した、昭和の香りを漂わす「アベックトースト」は、「たけや製パン」オリジナルのロングセラー商品。

一組の食パンをめくると、イチゴジャムとマーガリンが仲良く並んで塗られている。これを一旦はがし、ジャムとマーガリンが重なるように向きを変え、まったりとしたマーガリンと甘酸っぱいジャムとの絶妙なコンビネーションを楽しむのが通の食べ方とされていた。


食パンをめくる

「アベックトースト」をググると、秋田出身の演歌歌手・岩本公水(いわもとくみ・1975年羽後町生まれ)のブログが現時点でトップに出る。(下記関連リンク参照のこと)

岩本がパーソナリティーをつとめる秋田放送のラジオ番組で「アベックトースト」の想い出と、東京では手に入らないことを語ると、それが「たけや製パン」社長の耳に届き、段ボール二箱分のパンが所属事務所に届けられたとのこと。彼女の食べ方もまた、マーガリンとジャムを重ね合わせるもので、これはどの世代でも同様のようだ。

「アベックトースト」の発売は昭和40年代はじめ頃ではないだろうか。その時代、学校の売店でもすぐに売り切れてしまうほどの人気で、四枚の食パンは適度なボリュームがあり値段も手頃だった。

その初期はマーガリンとジャムが一組の食パンに並んで塗られているのではなく、マーガリンサンドとジャムサンドが別々になっていて、それぞれを分離した後、アベックを合体!させてから食べていたと記憶しているが、覚えている方は居らないだろうか。小麦粉の高騰など諸事情もあるのだろうが、マーガリンとジャムの量も、今よりは多かったと思う。

昭和風味の「アベックトースト」は僕らの青春の味であった。

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岩本公水ブログ「公水日記」アベックトースト

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