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二〇世紀ひみつ基地

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2005年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2005年11月

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「羊羹だんご」と「羊羹パン」

横手の名物に「花見だんご」がある。
その特徴は、平べったくつぶされただんごに、羊羹の餡がコーティングされていること。これは全国的にみても珍しいだんごではないだろうか。県内では横手だけではなく、県南地方に広くみられるものだ。

食べやすい形状と、羊羹のなめらかな舌触りが特有な食感を生み、甘さは控えめでさっぱりとしている。

春先から六月ころまでの期間限定商品だが、最近は生地に菊の花を練り込んだ「菊見だんご」を秋に販売しているようだ。

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羊羹だんご

写真は、なつかし系の地菓子を作っている大曲の佐貫食品のもの。
こちらはほぼ一年中作っているようで、秋田市内のスーパーなどでパック販売されているし、市民市場の「たけや売店」では、だんご四個付きのものが一串づつバラ売りされている。

かつては、あんパンほどの大きさのパンの上に、羊羹がコーティングされた「羊羹パン」(これが正式名称かわからないが)があった。中に餡が入っていた気もするが定かではない。

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記憶の中の「羊羹パン」

物心がつき始めたころからの数年、三時のおやつの少し前になると、近所にあったお菓子屋のおばさんが、藤蔓で編んだ大きなバスケットに菓子パンを入れて売りに来た。バスケットには、メロンパンやコロネなどにまざって「羊羹パン」が入っていた。あれは当時菓子パンで有名だった「スゞヤのパン」ではなかったろうか。後にはたけや製パンからも販売されていたはず。

「羊羹だんご」を口にするとき、パンのおばさんと、「羊羹パン」を食べていた当時の光景がなつかしく想いだされるのだ。

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