二〇世紀ひみつ基地

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2004年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2005年02月

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ハレの日の「べっこう寒天」

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椎茸・卵・砂糖でつくる醤油味のカンテン料理は、我家では正月の定番だった。

もともとは「べっこう」「えびす」「べろべろ」「ゆべし」などと呼ばれる、金沢を中心に北陸に広がる料理らしい。

「べっこう」という命名は、「鼈甲・べっこう」の質感・色彩に似ているため。「べろべろ」は食感からの命名。懐石料理では、とき卵がつくりだす模様から「むら雲寄せ」という風流な名前も。

山形や秋田の地菓子なども北陸系が多いので、同じ北前船ルートで秋田にやってきたのだろう。北陸から土崎に移住した人たちから広まり、定着したと考えてもよい。

ただ、秋田では椎茸を使うが、北陸では使わない。この料理は椎茸のダシと香りが特徴なので、同じ系統にありながら他とは全く違った料理になっている。

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