二〇世紀ひみつ基地

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千秋公園・貸ボート&カフェ・間もなくオープン

千秋公園貸ボート
2013.06

秋田市広小路「木内」向かいの「ブティック・ナルミ」が廃業後、昨年(2012)の春から一時的に「フルーツパーラ・いちごの木」(雄和に移転)が入居していた空き店舗に、先日から数艘のボートが運び込まれていた。

上掲画像のように、西側の「蛇柳」跡ポケットパークに係留していたデッキを、穴門堀に面した店舗裏側に移動し、ボート乗り場として利用している。

最近、店頭に掲示された求人の貼り紙には「お堀カフェ 千秋公園 お堀のボート」と店名らしき記述が。

どうやら、カフェを兼ねた常設の貸ボート乗り場が近々オープンするもよう。ポケットパークのデッキを使用しているということは、地域活性化の一環として、秋田市も協力しているのだろう。

イベントにともなう一時的復活は数回あったが、この地におけるシーズンを通しての常設貸ボートは、押切商店の「秋田水族館」ボート部(30艘所有)廃業以来、約33年ぶりの本格的復活となる。

千秋公園貸ボート
2013.06


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千秋公園貸ボート
1971 県民会館の土手から第一ホテル・木内を望む


1973.06

20060620222540.jpg
1973.06

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昭和レトロに逢いに行く・エリアなかいち界隈散歩

雲ひとつなく晴れあがった土曜日、「エリアなかいち」でのイベントをのぞきながら、千秋公園界隈に遅い朝の散歩。

バックトゥザセンター「ファイナルイベント」~昔懐かしい!がなかいちに集結!~
2012年09月08日(土)
場所・エリアなかいち にぎわい広場・にぎわい交流館・千秋公園穴門堀
主催・秋田商工会議所 ABS秋田放送 秋田まちづくり株式会社

イベント内容チラシ(PDF書類直リン)↓
H24.9.8 「バック トゥ ザ センター!」 ~昔懐かしい!がなかいちに集結!~





貸しボー屋を兼ねていた、秋田水族館(押切商店)のボート乗り場跡に近い、穴門堀ポケットパーク(木内向かいに2012年春オープン)を乗り場に、一日限りの貸ボート復活。一人100円。

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穴門堀、本日のアオコ発生状況




ポニー馬車・横手市大森町「ポニーランド仁真園」より参加

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ポニーランド仁真園






ダイハツ・ミゼットDK型「西仙オールドカークラブ」出品





昭和32年(1957)発売の商用三輪自動車「ミゼット」シリーズ初期型。

乗車定員1名、250ccエンジン、バーハンドル、ドア無し。運転席と荷台には下記画像のように幌が張られていた。キャッチフレーズは「街のヘリコプター」。後継機は丸ハンドル、二人乗りとなり、ドアと屋根が完備する。




ダイハツ「ミゼット」生コマーシャル

ダイハツ工業が一社提供していた、ABC放送のコメディドラマ「やりくりアパート」内での生コマーシャル。商品名を連呼するのは、ドラマ主役の大村崑と佐々十郎。


駄菓子屋コーナー・展示品はNPO法人「油谷これくしょん」提供(以下同様)

アイスクリーム用魔法瓶とパチンコ式ゲーム機。

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パチンコ式ゲーム機(京極製)







ごく最近の製品の中に戦前のパッケージがまざるなど統一感に欠けた展示。








貼りまぜ屏風・NPO法人「油谷これくしょん」提供

秋田市内の商店の包装紙・チラシ・ラベルなどの複製を貼りまぜた屏風から、百貨店(デパート)時代の「木内」包装紙をピックアップ。



クリスマスシーズンに使われた包装紙。こんな包装紙に包まれたクリスマスプレゼントを、当時の子どもたちは、胸をときめかせながら開封したのだろう。木内で買ったクリスマスプレゼントを貰える子どもなんて、そんなに多くはなかった。



左手になじみ深い現役の包装紙。その右手も木内のクリスマスバージョンで、雪を白抜きにしたデザインがオシャレ。クリスマスシーズンは毎年違うデザインで造っていたのだと思う。



そうそう、木内にはこんな包装紙もあった。現役のペイズリーっぽい包装紙からリニューアルしたものの、不評で元に戻したものか、用途によって使い分けたものか不明だが、いずれの包装紙も昭和の百貨店的デザインが秀逸。

11月のバーゲンセール「誓文払い」のチラシは、建物のイラストと「駅前店」の記述からみて、昭和20年代後期の物件だろう。
せいもん ばらい【誓文払い】
近世、陰暦10月20日に京都で商人・遊女などが四条京極の官者殿(冠者殿)に参詣し、日ごろ商売上の駆引きに嘘をついた罪を祓い、神罰の放免を請う行事。今でもこの日の前後、京阪の商店は特に安値の売出しをする。
広辞苑 第六版 (C)2008  株式会社岩波書店

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「油谷これくしょん」について

「油谷これくしょん」とは、湯沢市秋ノ宮の油谷満夫氏が10代後半から約50年間にわたって収集した、本人でさえ全体を把握できないほど膨大な、日本屈指の個人コレクション。

収集範囲は古文書、民具、家電、生活雑貨、紙モノ(印刷物)、看板、玩具、駄菓子屋商品など、希少価値の高いモノからガラクタまで、きわめて広範囲にわたる。

観賞のための美術品というよりは、庶民の生活と共にあって、その多くが廃棄されたモノたち。明治・大正・昭和とつづく近代秋田の庶民生活史を語る上での貴重な資料となり得るモノが多くを占める。

コレクションの一部、約50万点を同氏が経営する「秋乃宮博物館」で展示していたが、諸事情により2010年11月閉館。

2012年、秋田市に関連するコレクションを中心に、約20万点を秋田市に寄贈することを申し入れ受諾される。

NPO法人「油谷これくしょん」を立ち上げ、市内の廃校になった学校にコレクションを搬入、整理分類にあたるというが、なにしろ膨大な点数だけに、作業が終了するまでには相当な期間が必要と思われ、分類後の展示場所など、具体的な活用方法もまだ決まっていない。


ババヘラのいる風景・秋田県民会館前






弥高神社・リムジン送迎車






中土橋よりエリアなかいち

「エリアなかいち」中央通り側の住宅棟も竣工間近。





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黄昏の街懐かしき鐘の音


勝平得之 秋田十二景「鐘樓餘景」昭和四年

鷹匠町の「鷹の松」越しに、外堀と千秋公園を望む。

公園の高台に夕陽を浴びて建つ鐘楼と家並み。鐘楼の高台と対峙するように、手前に配置した「鷹の松」が作品に奥行きを添える。

実際の鐘楼は「鷹の松」の延長線上よりも南に位置するため、この位置から「鷹の松」越しに鐘楼は見えず、その下につらなる家並みも実際の風景ではないが、そのまま写生したのでは“絵にならない”ため、勝平はそれぞれのイメージをコラージュして版画にした。

そのジオラマの如き黄昏時の光景は、どこか懐かしく、メルヘンチック。


秋田市街図・明治三十七年 ピンク部分が現存のお堀

勝平がこの版画を発表した昭和の始め頃、「鷹の松」からもう少し南寄りの場所から撮影したのが下の画像。



木造の鐘楼の下、着物姿の子どもらが貸ボートを浮かべて遊ぶ外堀は、県民会館の裏、鉄筋となった鐘楼の下に今も残る内堀へと続く。


鷹の松 08.05

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勝平得之(ひみつ基地内タグ検索)

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28年ぶりに貸ボートが復活・千秋公園

千秋湖畔秋祭り
平成20年10月11日(土)~10月13日(祝・月) 
会場・千秋公園ポケットパーク
主催・ NPO法人ほっとアートあきた 共催・秋田市



それを言うなら「湖畔」ではなく「お堀端」だろう、というヘンテコなネーミングへのツッコミはさておき、中心街区ににぎわいを演出する「千秋湖畔秋祭り」の一環として復活した期間限定の貸しボート。



貸しボートといえば、かつては西側の穴門堀だったが、ポケットパークに乗り場を設けた関係で、今回は駅寄りの大手門堀での復活。



「秋田水族館」が水利権を返上し、貸ボートが廃止されたのが昭和55年(1980)だから、28年ぶりの復活ということになる。詳しくは下記関連記事リンクに。



風が強く陽がかげると少し肌寒いものの、好天に恵まれた日曜日、お堀にボートを浮かべて遊ぶ光景に、中心街区として機能していた、かつての広小路のにぎわいが、つかの間、心の中によみがえった。

35年前の日曜日にタイムスリップ・・・・・・・・・・・・


1973.06

県民会館の土手から、お堀越に、大判焼きの「加賀屋商店」と「木内デパート」屋上遊園地を望む。



1973.06

人通りの絶えることのなかった日曜日の広小路。長崎屋前あたり。

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お堀から消えた貸ボート

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