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駅前居酒屋「秋田長屋酒場」焼失・村さ来跡

なまはげ炎上…秋田駅前の居酒屋で火災 無人の店内から出火

 28日午前9時20分ごろ、秋田市中通の居酒屋「秋田長屋酒場 秋田駅前店」から火が出ていると、付近の住民から119番通報があった。火は約4時間半後に消し止められ、木造2階建て約370平方メートルが全焼し、隣接する建物2棟の外壁が一部焼けた。けが人はなかった。

 店は28日午前1時に営業を終了して以降は無人で、その後に店内から出火したとみられ、秋田中央署と市消防本部が原因を調べている。現場はJR秋田駅前の飲食店が立ち並ぶ地域。

 秋田長屋酒場は巨大ななまはげの面の看板で知られる、きりたんぽ鍋など郷土料理の店で、地元住民や観光客に人気がある。

産経ニュース
2017.1.28 15:43更新

秋田長屋酒場・火災

秋田長屋酒場・火災

焼け落ちたなまはげの角と、手前のパイロン(カラーコーン)が似ている。

窓のない構造が消火活動をさまたげ、鎮火まで時間がかかったらしい。

秋田長屋酒場
1907.05

平成17(2005)年春、秋田駅前旧旭町通りに、大型なまはげ面がシンボルの「秋田長屋酒場 秋田駅前店」オープン。

昭和レトロ居酒屋「半兵ヱ」などを全国展開する「ドリームリンク」(本社・秋田市)の直営店で、東側に隣接する八竜ビルに入居する「トリス軒」も同社のチェーン店。

秋田長屋酒場
1907.05

なまはげ面は当初、赤面のみだったが、のちに青面も加わり、エントランス上部に竿燈提灯のレプリカが掲げられてバージョンアップする。

秋田長屋酒場
1909.03

秋田長屋酒場
1909.03

秋田長屋酒場
2015.03

「おいしい秋田米」の看板がある北隣の米屋は、明治10(1877)年創業の老舗「信太米店」。駅前再開発前は秋田駅の真向かい、現在のフォンテ(旧イトーヨーカドー)ビルの一画、中央通り側角地に店を構えていた。

秋田駅前・村さ来
1993.12

時代をさかのぼると、平成6(1994)年「国際タクシー秋田駅前営業所」跡に居酒屋「村さ来」オープン。県内で居酒屋チェーン「村さ来」を一手に展開していた「秋田飲料コンサルタンツ」(ドリームリンクの前身)が手がけた第8号店。

イタズラ書き風のユニークな壁面デザインは、全国の和風店舗の外装をまとめた写真集『かんばん 和風看板と店構え』(2000年・高須企画)にも掲載された。

ちなみに「村さ来」秋田1号店は、秋田市有楽町の複合映画館ビル「プレイタウンビル」の一階に、昭和58(1983)年オープン。安さとおいしさ、メニューの豊富さで人気をあつめ、若者を中心に連日満員の大盛況。当時、飲み物の定番はジョッキで飲む多彩なチューハイ。「村さ来」に代表される居酒屋チェーンがチューハイを全国に広め、80年代のチューハイブームつくり、昭和59(1984)年には日本初の缶入りチューハイ「タカラcanチューハイ」が誕生、ヒット商品となる。

秋田長屋酒場・火災

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川反二丁目に昭和レトロ博物館・間もなくオープン

レトロ博物館
2013.05

昭和レトロ居酒屋チェーン「半兵ヱ」を全国展開するドリームリンク(本社・秋田市)が、自社の倉庫(旧「洋服の菅新」ビル)一・二階部分を開放し、昭和を中心としたレトロ物件を展示販売するスペースを近日中にオープン。

その名も「川端角のレトロ博物館」。日曜日のみの開館で、2013年6月9日のオープンを予定している。


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半兵ヱ
2012.08 川反五丁目 レトロ居酒屋「半兵ヱ」入口

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薄利多売・昭和レトロ居酒屋「半兵ヱ」
株式会社ドリームリンク

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秋田駅前「加賀谷書店本店」跡に「和民」オープン


JAPANESE DINING「和民」秋田駅前店 2013.02

平成25年(2013)2月6日、秋田駅前「加賀谷書店本店」跡に、居酒屋「和民」オープン。秋田駅前店は秋田県内第一号店となる。


「加賀谷書店本店」2012.10


「加賀谷書店本店」2012.10


「加賀谷書店本店」2012.10

平成19年(2007)秋田フォーラス(旧なかよしビル)6・7階に「ジュンク堂」オープン。
平成23年(2011)フォンテAKITA(旧イトーヨーカ堂)5階フロアに「宮脇書店」オープン。

相次ぐ全国チェーン店の秋田駅前進出に打撃を受けた「加賀谷書店本店」は、平成24年(2012)11月7日閉店、60年の歴史に幕を下ろした。最盛期は市内に7店舗を展開したが現在は東通店・茨島店の2店に縮小。

昭和23年(1948)「加賀谷書店」創業者の加賀谷豊治氏は、古書同好の文学青年たちと共同出費、「木内百貨店」内に古書店を開業。紙不足で新刊書の出版が難しく、国民が活字に飢えていた時代であった。

昭和28年(1953)秋田市久保田町の十七連隊跡地に「加賀谷書店」開業。今にすれば小さな店だが、当時は県内一の売り場面積を誇っていた。

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昭和40年代から秋田関連の重要書籍を次々と出版。

企画・出版物の一部
『新編佐竹氏系図』加賀谷書店 1973
『秋田沿革史大成』加賀谷書店 1973
『秋田書画人伝』加賀谷書店 1975
『勝平得之全版画集』講談社 1975
『秋田県史』加賀谷書店 1977
『平福百穂画集』集英社 1978
『在県秋田の美術と文化』学習研究社 1982

昭和47年(1972)隣接した広小路側の土地を取得、店舗を拡張してリニューアルオープン。


昭和47年(1972)新聞広告より(見開き広告の中央上部)

見開き2面にわたり主要出版社の書籍広告がずらりと並ぶ。


昭和47年(1972)新聞広告より

宝飾の「竹谷本店」と婦人服「平徳本店」の間が増築部分。それ以前この場所に「菅長駅前電化ストア」があった。

「加賀谷書店事務所」とあるのが「加賀谷書店」初期店舗。その北隣が「オノ時計店」。この区画に今は「秋田ビューホテル」が建つ。

「加賀谷書店事務所」南隣には「エルザ」「それいゆ」と、二つの喫茶店がならび、コーヒーを飲みながら買ったばかりの本を読むのが定番コースであった。喫茶「それいゆ」の跡に「リーガルシューズ」が入ったのは70年代後半の頃。

「加賀谷書店」の向かいにあった「文具のイトウ」が実際よりも西側に描かれているが、ずいぶん長いあいだ空き地(駐車場)になっていたその跡地に、平成24年(2012)12月、居酒屋「寧々家 秋田駅前店」オープン。


2013.02

看板建築的店舗の後方に廃墟化して久しい「ホテルハワイ駅前店」。

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2003.10

地元の大型書店であった広小路の「三浦書店」(二階建て、上階に千秋公園に面した喫茶コーナーを併設)、中央通りの「三光堂書店」(四階建て、店舗は三階まで)はすでになく、ついに「加賀谷書店」までも撤退。秋田駅前から地元書店が消えた。


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「和民」秋田駅前店(加賀谷書店本店跡)

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真夏日の夕刻、川反界隈を歩く


2012.07.31


2012.07.31

秋の観月会ならぬ夏の観ケツ会ww


2012.07.31


2012.07.31


2012.07.31


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