二〇世紀ひみつ基地

●土地の記憶●歴史●民俗●路上観察●広告●音楽●二〇世紀ノスタルジア・・・秋田市を中心に

≫ EDIT

1973・秋田駅前に「紳士服の一色」オープン


カワカミセカンドビル 2009.10

昭和48年(1973)秋田駅前中央通りに竣工したビルに「紳士服の一色」秋田店オープン。一階から四階まで売場、五階にはサービスカウンターを置く。はじめての背広を買うために訪れたとき、その品揃えとサイズの豊富さに圧倒され、そして安さに驚いた。どんなに安くても当時は全て Madeinjapan。



愛媛県松山市に創業した「一色」は昭和46年頃から全国にチェーン店を展開。地方都市の中心部に大規模店舗を次々にオープンさせた、紳士服系チェーンストアのさきがけであった。

カワカミビルが建つ以前、この場所にあったのが「ガトースズヤ」の支店。戦前からの老舗「スゞヤのパン」がパン部門を「たけや製パン」に売却した後に始めた洋菓子店が「ガトースズヤ」。昭和45年(1970)にはその隣りに姉妹店として、本場から職人を招いて指導を受けたフランスパンの店「パルク」がオープンする。



店頭のガラス張りの作業室で、若い職人がパンを造る姿がカッコ良かった。ビル建築を前にして「パルク」は中央通りの西側に移転する。


大きな地図で見る

| 昭和ノスタルヂア・秋田 | 21:00 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

消える昭和・新国道沿いレトロ商店

20070317144707.jpg

新国道沿い山王十字路近く。昭和十八年建築という雑貨食品類を扱う木造レトロ店舗「小野商店」。

今は実質、自販機のみの開店休業状態で、経営する老夫婦はボケ防止のため、体の動くうちは店を開けるとのことだったが、とうとう解体工事が始まった。

開店当時、道をはさんだ西側は見渡すかぎりの田圃が広がり、隣の社会福祉会館のあたりも、寺の裏側に沿って田圃が、戦後しばらくのあいだ残っていた。「小野商店」の脇から東に延びる道路は、寺院を取り壊して昭和三十年代末に開通している。

間近にあった、通称「常盤町」と呼ばれた遊廓街(戦後は赤線)で働く姐さんたちも、この店の常連だったに違いない。

20070317144742.jpg

店内にあった「スゞヤのパン」とペイントされた陳列ケース。「スゞヤ」は、かつて秋田を代表するパン屋だった。


大きな地図で見る
旧・小野商店

| 散歩写真・路上観察 | 22:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |