二〇世紀ひみつ基地

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みうらじゅんに訊け!・この島国篇/秋田県

糸井重里が主催する「ほぼ日刊イトイ新聞」内のコンテンツ、サブカルの申し子・みうらじゅんによる「みうらじゅんに訊け!この島国篇」秋田県の巻。



「なまはげとウルトラマンファミリーの相似性」「秋田ボブ・ディラン伝説」「ナミー&ハギーに逢いに秋田へ」など、虚実と妄想をとりまぜた、みうらじゅんワールドが繰り広げられる。

下の方にノーカット動画と、以前紹介した「勝手に観光協会」制作、秋田県ご当地ソング「なまはげ兄弟」の音声もあり。

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関連リンク

ほぼ日刊イトイ新聞-みうらじゅんに訊け! ─この島国 篇─秋田県

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スギッチという「ゆるキャラ」を考察する
秋田の元祖ゆるキャラ「ナミー&ハギー」

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秋田の元祖ゆるキャラ「ナミー&ハギー」

秋田の「ゆるキャラ」といえば、「秋田わか杉国体」のマスコットで、国体終了後は秋田県のマスコットキャラに抜擢された「スギッチ」を連想するが、その先輩であり、秋田に於ける「元祖ゆるキャラ」といえる「ナミー&ハギー」の存在を忘れてはならない。


仲小路・ワールドゲームズプラザにて

四年に一度、オリンピックで実施されていない競技を集結して開催される、スポーツと文化の祭典「ワールドゲームズ」が、秋田県を会場に開催された2001年の夏、公式マスコットの「ナミー&ハギー」が各会場に出没し、世界から訪れた選手たちの人気者になった。

第6回ワールドゲームズ2001秋田大会マスコット「ナミー&ハギー」
なまはげをモデルにした双子の兄弟
ナミー(ピンク)女の子、ハギー(ブルー)男の子
英語でNummy&Huggyと表記。
英語のnum(たくさんの人々)、hug(抱きしめる)という意味を込め、感動と交流を表している
卵形の胴体につぶらな瞳、八重歯のような牙。「スギッチ」は着ぐるみよりもイラストのほうが可愛いが、「ナミー&ハギー」は着ぐるみの方が可愛い。ただし機動性の点では動きやすい「スギッチ」に軍配が上がる。

大会の最中、後に「ゆるキャラ」というネーミングを発明する、みうらじゅんが来秋。スポーツ観戦が目的ではない「ナミー&ハギー」に逢いにきたのだ。
(前略)朝早く秋田のホテルを出て広場に向う。ああ、外は猛暑でアツアツだ。広場にいた係員に「ナミー&ハギーは来るんですね!」と聞いていたとき、き…来たあー!前方が見にくいらしく二匹ともフラついている。5分ぐらい広場をブラつき、すぐにテントに逃げ込むナミー&ハギー。なまはげは本来冬場のもの、猛暑はキツ過ぎるのだろう。(後略)
みうらじゅん『ゆるキャラ大図鑑』扶桑社より
広場というのは、日赤跡地に砕石を敷きつめて設けられたイベント会場「ワールドゲームズプラザ」に違いない。開会式から好天が続いた会期中、真夏の炎天下にあの着ぐるみは「中の人」にとっては過酷な仕事だったと思う。


ワールドゲームズプラザ

会期終了後「ナミー&ハギー」は身売りされ、秋田信用金庫のマスコットキャラに。三組あった着ぐるみのうち二組は、男鹿市からの要請で「なまはげ館」へ寄贈され、入口で来館者を出迎えている。


秋田信用金庫本店にて

秋田信用金庫のエントランスで客を迎える「ナミー&ハギー」。上半身だけの姿が、まるで手足をもぎ取られて自由を失ったかのようで、哀れさを感ぜずにはいられない。

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関連リンク

秋田信用金庫

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スギッチという「ゆるキャラ」を考察する

●「スギッチ」改造論


「秋田わか杉国体」のマスコットキャラで、国体終了後は秋田県のマスコットに抜擢され、秋田の「ゆるキャラ」界で人気を一身に集める「スギッチ」。

オリジナルデザインや、多くの国体選手がお土産に買っていったぬいぐるみは可愛らしいのだが、それが着ぐるみとなると、総じてバランスが悪くダサい印象を受ける。「中の人」の背が高すぎると、とくにバランスが崩てしまう。まるで緑色のイカのような上半身に、「お前はイカ飯のPRキャラか!」と突っ込みたくなる。


04.06 大町にて

こちらは初期バージョンの着ぐるみ、円錐形の胴体、笑みをたたえた赤い口、眼の大きさ、覗き穴の位置など、現在のものと大きな違いがあり、まだ未完成な印象を与える。中の人は女性だろうか、かなり身長が低い。


07.02 アルヴェにて

次は現在のバージョン。この着ぐるみにも微妙な個体差があるが、オリジナルイラストとの顕著な違いは、眼が大きすぎるということ、これが全体のバランスの悪さを際立たせている。

少女漫画や萌えキャラの特徴である大きくうるむ瞳は、可愛らしさの象徴であるのだけれど、過ぎたるは及ばざるが如しで、それが度を超すと、観る者に異様さと威圧感を与える。

ということでこの「スギッチ」に眼を小さくする整形手術を試みた。


整形後

眼を70%ほど縮小、間隔を広げ角度をハの字型に整形、さらに白い隈取りを狭くして、オリジナルイラストに近づけてみた。整形前と比べて、こちらの方が自然だと思うのだがどうだろうか。

「ゆるキャラ」(ゆるいキャラクター)の「ゆるさ」にはそもそも、「どこか間抜けでヘンテコリン」というようなニュアンスが含まれているのだから、「スギッチ」の着ぐるみのダサさやアンバランスは「ゆるキャラらしさ」と言えなくはない。

●「ゆるキャラ」というアイロニー

「ゆるキャラ」というネーミングを発明した、サブカルの申し子・みうらじゅんのマイブーム(これもみうらの造語)には、「とんまつり」(とんまでまぬけな日本各地の奇祭)、「カスハガ」(観光地で売られているカスのような絵葉書)、「いやげ物」(もらっても嬉しくないまるで嫌味のような土産)などがある。

「ゆるキャラ」もこれらと同一線上の、ある種のアイロニー(皮肉)が含まれたネーミングなのだが、滑稽なのはその真意を知ってか知らずか、ブームに便乗した全国の自治体や公共団体などが、自らのマスコットに率先して「ゆるキャラ」を冠して使い始めたことである。

「ゆるキャラ」というカテゴリーは、あくまでも観察者側の分類、またはオタク用語であり、制作側が使うことばではない。使うとすればそれが自虐的なことばであることを肝に銘じなければならない。

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関連リンク

「TVチャンピオン」ゆるキャラ日本一決定戦
スギッチが優勝

スギッチ Google イメージ検索

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なまはげ兄弟・勝手に観光協会

サブカルの申し子・みうらじゅんと、空耳アワーでおなじみ安斎肇、二人のアーティストによる「勝手に観光協会」略してKKK。誰に頼まれたわけでもないのに、勝手に日本各地を視察し、観光ポスターやご当地マスコットを作り、ご当地ソングを作詞作曲し自らが演奏する、大きなお世話なユニットである。

川反のFM局・ 秋田コミュニティ放送でにJ-WAVEをネットしていたころは、『TR2』という深夜番組で、視察先の旅館で録音した出来たばかりのご当地ソングを流していたが、現在のおもな発表の場は、スカパー275chの『みうらじゅん&安齋肇のなまはげ兄弟』。

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秋田のご当地ソング「なまはげ兄弟」を聴く

2006勝手に観光協会年間ランキング一位を獲得した、秋田のご当地ソング「なまはげ兄弟」。いつもの通り、その土地に関するキーワードを並べてつなげた薄っぺらな歌詞ではあるが、なにか心に染み入り郷愁を誘うものがある、一度聴いたら耳から離れない名曲(迷曲というべきか)となっている。みうらの歌と安齋のオカリナのヘタウマさかげんがゆるくて良い。

「なまはげ」と「かまくら」が合体した、ネーミングが秀逸な秋田県マスコット「なまくらちゃん」は、ネイガーショーにでも登場しそうなゆるキャラである。

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関連リンク

YouTube - なまはげ兄弟

みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会
「勝手に観光協会」秋田県編
勝手に観光協会・秋田県ポスター
勝手に観光協会・秋田県マスコット「なまくらちゃん」

サブカル王 みうらじゅんに聞く(前編)
サブカル王 みうらじゅんに聞く(後編)

安齋 肇ロング インタビュー

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