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二〇世紀ひみつ基地

●土地の記憶●歴史●民俗●路上観察●広告●二〇世紀ノスタルジア・・・秋田市を中心に

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1973・秋田駅前に「紳士服の一色」オープン


カワカミセカンドビル 2009.10

昭和48年(1973)秋田駅前中央通りに竣工したビルに「紳士服の一色」秋田店オープン。一階から四階まで売場、五階にはサービスカウンターを置く。はじめての背広を買うために訪れたとき、その品揃えとサイズの豊富さに圧倒され、そして安さに驚いた。どんなに安くても当時は全て Madeinjapan。



愛媛県松山市に創業した「一色」は昭和46年頃から全国にチェーン店を展開。地方都市の中心部に大規模店舗を次々にオープンさせた、紳士服系チェーンストアのさきがけであった。

カワカミビルが建つ以前、この場所にあったのが「ガトースズヤ」の支店。戦前からの老舗「スゞヤのパン」がパン部門を「たけや製パン」に売却した後に始めた洋菓子店が「ガトースズヤ」。昭和45年(1970)にはその隣りに姉妹店として、本場から職人を招いて指導を受けたフランスパンの店「パルク」がオープンする。



店頭のガラス張りの作業室で、若い職人がパンを造る姿がカッコ良かった。ビル建築を前にして「パルク」は中央通りの西側に移転する。


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| 昭和・平成ノスタルヂア・秋田 | 21:00 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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日テレnews every.特集・ご当地パン「学生調理」

先週の木曜日(2010年11月25日)の夕刻から、検索キーワード「学生調理」でのアクセス数が急増。ほとんどが首都圏からのアクセスであった。

さてはどこかのTV 番組でとりあげられたな、と調べてみると、 日本テレビの情報番組「news every.」の特集「ご当地調べたい わが町の人気ご当地パン」に「学生調理」が紹介されていた。



「news every.」は全国放送だが、「news every.特集」が放映される時間、地方局は地元のニュースを流しているため、首都圏からのアクセスが増加したというわけ。

「news every.」のサイトで当日放映分の内容を確認できる。「学生調理」というユニークなネーミングの由来も語られている動画の公開は、2010年12月24日21:00 までの期間限定なのでお早めに。アドレスは以下に。

every.特集 | news every.-「ミンナが、生きやすく」-

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たけやの「学生調理」・調理パンのロングセラー



ソース風味の魚肉ソーセージフライ・サラダ・ナポリタンスパゲティの三品をコッペパンではさんだ、たけや製パンの「学生調理」。たけやの調理パンといえば、まずこれを思い浮かべる県人も多いことだろう。

1970年代初頭にはすでに存在したと記憶している「学生調理」。そのユニークな名前は、中高生をターゲットとして開発され、主に学校の購買部に卸した商品であったことに由来するのではないかと想像する。

もうひとつ、忘れがたき調理パンといえば、これも同時代からある、スパゲッティサラダを使った「サラダパン」。



コッペパンと具材の相性が良く、シンプルでさっぱりとした味と食感の「サラダパン」が大好きで、「学生調理」や「やきそばパン」などと一緒によく食べた。

調理パンは賞味期限が短いため生産数が少ない。とくに「サラダパン」をこのごろ見かけないので、とっくに生産中止になったとばかり思っていたのだが、午前中のスーパーの棚にそれを見つけたときには、久々に旧友に出逢ったような、ちょっとした驚きとなつかしさにとらわれてしまった。たったひとつだけ残されていた、パッケージデザインもそのままの「サラダパン」は、昔と変わらぬ青春の味がした。

各種パンのなかでも人気が高かったこれらの調理パンは早めに売り切れるため、終業ベルが鳴った瞬間から、購買部に向かって走り出す争奪戦がくり広げられたものだ。

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栗山のナマハゲが居るたけやのパン

●ヤマキウとたけや製パンのコラボレーション


「たけや製パン」と、明治12年からのロングセラー商品「ヤマキウ秋田味噌」が、地産地消をテーマにコラボレーションした「みそっこシリーズ」が、この5月(2010年)初旬から発売されている。

種類はデニッシュ生地の「みそスティック」、「がんづき」、「味噌まんじゅう」の三種。

最も味噌風味が味わえそうな「がんづき」を食べてみたが、しっとりした蒸しパンのほどよい甘さと、秋田味噌のほのかな風味と塩味がバランス良くマッチし、食べ応えも充分に小腹を満たす。



味噌色をした表面に白ゴマが点在する。



その内容はともかく、県人に永く親しまれた馴染み深い「ヤマキウ秋田味噌」そのままの懐かしいパッケージが、他のパンの中にあってひときわ眼を惹く。昔は市販の味噌といえばヤマキウが寡占状態であったから、秋田を離れて暮らすものにとっても郷愁をおぼえるパッケージであろう。



「ヤマキウ秋田味噌」にナマハゲのイラストを提供したのは、五城目町生まれの日本画家・館岡栗山(りつざん・明治30年~昭和53年)。

素朴で土着的エネルギーに満ちた、踊るような軽妙な筆致で、秋田の祭・郷土芸能をテーマとした作品を好んで描いた、栗山の筆による味わい深きナマハゲの画と、これも栗山の書と思われる「秋田味噌」の文字が配置された意匠は、数ある秋田ローカル食品のなかでも、秀逸で息の永い定番パッケージデザインといえる。


●「がんづき」という郷土菓子

「がんづき」という名の蒸しパンが秋田で見られるようになったのは比較的最近のこと。もともとは岩手方面の家庭で古くから、農繁期のおやつとして作られていた、小麦粉に重曹と黒砂糖を加え、クルミやゴマをトッピングして丸く蒸し上げた郷土菓子である。

その名の由来は「雁月」で、丸い蒸し菓子の上にトッピングした黒ゴマを、月と雁(かり)の姿に見立てたもの。また、もともとは神前にお供えするために作った「神搗」という名の菓子が、やがて「がんづき」と転訛したものともいう。

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