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二〇世紀ひみつ基地

●土地の記憶●歴史●民俗●路上観察●広告●二〇世紀ノスタルジア・・・秋田市を中心に

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せきや・秋田市通町

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「せきや」が通町に店舗を構えたのが昭和30年代、周囲の商店と比べると歴史は浅いが、衰退いちじるしい地元商店の中にあって、もっとも活気あふれ、今ではこの町になくてはならない存在になっている。

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敷地内にまつられた、鰻と魚を供養する「鰻塚」。「己の身をすり減らしても人に尽くす」という社訓を象徴する「すりこぎ棒」。

生鮮食品、特に鮮魚が豊富。川反から近いこともあって、飲食店などの得意先も多く、珍しい酒の肴や、市民市場でもみつからない食材にめぐりあうこともあるが、せきやの目玉はなんといっても自家製総菜。豚足などの中華系から、漬物を始めとした、昔なつかしい郷土料理などが豊富に並べられている。仕出し屋でもあるだけに味は間違いない。

80年代、秋田市との姉妹都市になった中国蘭州市から、市の肝いりで料理人が来日し、市内に蘭州料理店を開いたものの、間もなく閉店。その料理人たちをスカウトし、中国総菜を売り出して、評判になったこともあった。

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ハタハタ寿し

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カスベの甘煮

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棒タラの甘煮

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秋田のニシン太巻(昆布巻)

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あさづけ

うるち米をすりおろしたものを煮て、酢と砂糖で味付し、果物などを添える秋田のデザート。

スーパーではあるが、対面販売が基本。
以前は午後5時ころまでの営業で不便だったが、最近になって午後7時まで延長している。


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ハレの日の「べっこう寒天」

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椎茸・卵・砂糖でつくる醤油味のカンテン料理は、我家では正月の定番だった。

もともとは「べっこう」「えびす」「べろべろ」「ゆべし」などと呼ばれる、金沢を中心に北陸に広がる料理らしい。

「べっこう」という命名は、「鼈甲・べっこう」の質感・色彩に似ているため。「べろべろ」は食感からの命名。懐石料理では、とき卵がつくりだす模様から「むら雲寄せ」という風流な名前も。

山形や秋田の地菓子なども北陸系が多いので、同じ北前船ルートで秋田にやってきたのだろう。北陸から土崎に移住した人たちから広まり、定着したと考えてもよい。

ただ、秋田では椎茸を使うが、北陸では使わない。この料理は椎茸のダシと香りが特徴なので、同じ系統にありながら他とは全く違った料理になっている。

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